前回の記事で少し触れましたが、
Bey'sでは約1年前から、クロスや床などの内装仕上げを中心に、自社施工に力を入れています。
これまで私たちはリフォームやリノベーション工事の企画・デザイン、また施工に関しては「管理する側」として、沢山の現場に携わってきました。
そんな私たちがなぜ今、自分たちで施工するようになったのか。
今回はそのきっかけと、実際に自分たちで施工するようになって感じたことを少しだけ書いてみようと思います。
1番はじめのきっかけは、
職人さんの"ドタキャン"でした。
予定していた職人さんが当日来られなくなってしまい、ただ既に工期はギリギリ。
必死になって他も当たりましたがもちろん今日の今日で来られる職人さんはおらず、"夜間なら"と言ってくれた職人さんがいましたが夜間工事もNGな現場だったのでどうにもならず。。
そんな時、大工さんが一言。
「俺が手伝ってやるから自分たちで貼ってみろ」
その大工さんはマルチになんでもできる40年以上の経験のある方。
私たちはというと、元々事務所や親族の自宅・小規模の張り替えなどは自分たちで貼ってはいましたがそこの現場は250m2以上ある現場。
でも、やるしかない。
元請けさんにも話を通し、いつもお世話になっている職人さんが自分の現場終わりに糊だけ付けてくれて。
大工さんに手伝ってもらいながら、なんとかその現場を終えました。
この現場がきっかけで、自社施工という選択肢を本気で考えるようになりました。
自社施工を取り入れることにより、会社に残せるお金が増える。
私たちの仕事は受注額が大きくても、比例して利益が大きくなるようなものではありません。
材料費や外注費が上がる一方で、それをそのまま工事価格に反映できるわけでもありません。
利益を残すことの難しさを、年々感じるようになっていました。
切迫していく経営。
そんな中でのこの出来事をきっかけに、新たな道が見えた気がしました。
そして、自社施工の良かった点はお金だけではありません。
自分たちが施工することにより、今まで見えなかった可能性がありました。
「ここはこの納め方の方が綺麗だな」
「ここはこの柄にしたほうが良いな」
「ここはあの材料を取り入れてみよう」
など、現場で施工していないと気付けない発見がたくさんありました。
企画デザインと施工の距離が一気に縮まったのを感じました。
そして最後に、とても楽しかった。笑
そんなハプニングから始まった、私たちの自社施工。
そこから経験を積み、沢山の人に助けてもらい、技術を教えてもらいながら、少しずつできる事を増やしていきました。
あの出来事から約2年経った今、『べいず内装』として自社の施工部門を立ち上げました。
まだまだ勉強することばかりです。
でも、自分たちで施工するようになったことで、Bey’sとして出来ることは確実に増えました。
企画する。デザインする。材料を選ぶ。そして、自分たちの手でつくる。
これからもっと技術を磨いて、もっと色々な材料や施工方法を知って、
「こんなことも出来るんだ」と思ってもらえる会社になりたいと思っています。
そして何より——
施工って、やってみると結構楽しいです。笑
これからも楽しみながら、着実に。
日々精進していきたいと思います。
Bey's株式会社、べいず内装を今後とも宜しくお願い致します。
Bey's株式会社
代表 伊藤朱里